2020.12.02
2023.08.28
昨日の株式市場は、欧州市場が1%を超える反発上昇となり、特に上げ幅の大きかった英・FTSEは、前日比プラス1.89%の6,384で終了した。米国市場も堅調に推移し、主要株価指数3銘柄がそろって反発した。ダウ平均は終値で3万ドルを維持できなかったものの、前日比0.63%プラスの29,823ドルで着地した。長期債は上昇し、米10年債利回りは0.915%付近で推移している。株高・債券安となり、月初はリスクオン基調でスタートした。
為替市場は、米ドルが方向感を示せない状態だ。パウエルFRB議長は昨日の議会証言で、「景気回復の道のりは長く、一定程度の財政支援を行えば経済を前進させる手助けになる」と発言し、追加緩和の継続性を示唆したが、米ドルへの影響は限定的だった。一方で、ユーロの強さが浮き彫りとなった。昨日の米国時間からユーロドルが上昇し、節目の1.200を超え、1.208まで大きな押し目を作ることなく上昇した。
本日は、16:00に独・小売売上高と22:15に米・ADP雇用者数の発表があり、24:00には昨日に引き続き米・パウエルFRB議長とムニューシン財務長官の発言が予定されている。また、24:30には米・週間石油在庫と28:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表も予定されている。為替は円安基調となっているため、ヘッドラインニュースでのさらなる値動きに警戒したい。
著者:森真(もりまこと)
海外FX経歴11年。海外の証券会社での勤務後、専業トレーダーに転身。徹底的にファンダメンタルズを分析し、どんな相場でも対応できるコツをつかみ成績アップ。得意な取引スタイルは2~3日で決済が基本のスイングトレード。
2024.05.15NEW
PPIが低下せず対円で上昇した米ドルの上値余地を静観か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス0.96%の35,151で終了した。
2024.05.14NEW
米イエレン財務長官の介入けん制発言にて軟化した円の動向を警戒か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス0.46%の34,815で終了した。
2024.05.13NEW
ミシガン大消費者信頼感指数が悪化でも上昇した米ドルの上伸性を注視か
先週末の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったスイス・SMIは、前日比プラス1.21%の11,742で終了した。
2024.05.10NEW
軟化した米ドルが回復するのか米国時間での要人発言と照らし合わせつつ注視か
前日の株式市場は、欧州市場で各国が揃って上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった独・DAXは、前日比プラス1.07%の18,685で終了した。
2024.05.09NEW
上昇したポンド円の価格が伸びるのか静観か
前日の株式市場は、欧州市場で伊・MIB以外がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったスイス・SMIは、前日比プラス0.73%の11,597で終了した。
2024.05.08NEW
米国時間での要人発言内容に注意しつつ米ドルの上値余地に警戒か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったスイス・SMIは、前日比プラス1.62%の11,511で終了した。
2024.05.07
軟化している日本円が下伸するのか警戒か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス1.06%の33,986で終了した。
2024.05.06
最強通貨となったNZドルが上昇し続けるのか注視か
先週末の株式市場は、欧州市場で伊・MIB以外がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった欧・ユーロ50は、前日比プラス0.63%の4,920で終了した。
2024.05.03
FOMC明けに上値が限定された米ドルの方向性を静観か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも下げ幅の大きかった仏・CAC40は、前日比マイナス0.88%の7,914で終了した。
2024.05.02
急落したNZドル円の下値余地に要警戒か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって下落となり、もっとも下げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比マイナス1.60%の33,746で終了した。
2024.05.01
最弱通貨となったオセアニア通貨が回復するのか静観か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって下落となり、もっとも下げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比マイナス1.60%の33,746で終了した。
2024.04.30
高値更新後に約5円急落したクロス円の進行方向を注視か
前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも下げ幅の大きかった欧・ユーロ50は、前日比マイナス0.48%の4,982で終了した。