2020.10.08
2023.08.28
昨日の株式市場は、アジア市場の上海が連休で休場となり、韓国などは総じて堅調、欧州市場は高安まちまちとなり、英・FTSEは前日比マイナス0.06%となった。米国市場は、寄り付きから上昇し、主要株価指数がそろって反発となった。最も上げ幅が大きかったダウ平均は、前日比+1.91%の28,303ドルで着地した。
昨日公開された米・FOMC議事録では、資産購入プログラムについて言及され、米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の購入増による追加景気支援を検討する可能性があるとの見方が広がった。
為替市場は、昨日のアジア時間から米ドルが強含み、対円で上昇し、一時106円を突破した。米ドル円は現在、105.98付近となっている。クロス円全体が総じて上昇となっており、若干の円安傾向が見られている。最も勢いが強かった豪ドル円は、現在75.65付近での推移だ。
本日は、欧州時間の16:25に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されており、20:30には欧・9月分ECB理事会議事録要旨の公表がある予定だ。米国時間に入ると、21:30に加・マックレムBOC総裁の発言があり、米・新規失業保険申請件数も発表予定だ。昨日からの円安傾向が継続するのか、注意深く見守りたい。
著者:森真(もりまこと)
海外FX経歴11年。海外の証券会社での勤務後、専業トレーダーに転身。徹底的にファンダメンタルズを分析し、どんな相場でも対応できるコツをつかみ成績アップ。得意な取引スタイルは2~3日で決済が基本のスイングトレード。
2024.04.24NEW
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