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最強通貨となった日本円の上値余地に注目か

マーケットレポートMarket Reports

最強通貨となった日本円の上値余地に注目か

2025.04.29NEW

2025.04.29

最強通貨となった日本円の上値余地に注目か

本日のポイント

  1. 米・コンファレンスボード消費者信頼感指数
  2. 独・GFK消費者信頼感調査

前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったスイス・SMIは、前日比プラス0.72%の12,028で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、唯一下落したナスダックは、前日から0.10%低下し、17,366ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.20%まで低下している。

為替市場は、米国時間にかけて日本円が最強となった。米ドル円は143.898から141.949まで下落。時間足200SMAのサポートラインを下抜けた。4時間足では75MAが上値抵抗帯となり反落が入り、日足では20MAに上値をレジストされる形で反転している。このまま日本円が勢力を維持するのか、米国時間での値動きに注目したい。

本日の指標は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:00に欧・マネーサプライ、18:00に欧・消費者信頼感調査、欧・景況感、21:00に南ア・貿易収支、21:30に米・卸売在庫、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・JOLTS求人、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数が予定されている。最強通貨となった日本円の上値余地を慎重に見極めたい。

森真(もりまこと)

著者:森真(もりまこと)

海外FX経歴11年。海外の証券会社での勤務後、専業トレーダーに転身。徹底的にファンダメンタルズを分析し、どんな相場でも対応できるコツをつかみ成績アップ。得意な取引スタイルは2~3日で決済が基本のスイングトレード。


対米ドルで下落したユーロの回復余地を注視か

2025.04.30NEW

対米ドルで下落したユーロの回復余地を注視か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス1.09%の37,874で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったダウ平均は、前日比プラス0.75%の40,527ドルでの着地となった。米10年債利回りは、4.17%まで低下している。為替市場は、昨日発表された欧・4月景況感指数が、前月の95.2から93.6に低下したことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは1.1421から1.1370までわずかに下落。時間足20MAに上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから中心線へと回帰しており、日足ではかろうじて10MAのサポートラインを上回っている状況だ。本日の指標は、8:50に日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・百貨店/スーパー販売額、10:00にNZ・ANZ企業信頼感、10:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、日・住宅着工件数、15:00に南ア・マネーサプライ、16:55に独・雇用統計、17:00に独・実質GDP、18:00に欧・実質GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:00に独・消費者物価指数、21:15に米・ADP雇用者数、21:30に米・実質GDP、加・実質GDP、22:45に米・シカゴ購買部協会指数、23:00に米・個人所得が予定されている。対米ドルで下落したユーロの回復余地を慎重に注視したい。

最強通貨となった日本円の上値余地に注目か

2025.04.29NEW

最強通貨となった日本円の上値余地に注目か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかったスイス・SMIは、前日比プラス0.72%の12,028で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、唯一下落したナスダックは、前日から0.10%低下し、17,366ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.20%まで低下している。為替市場は、米国時間にかけて日本円が最強となった。米ドル円は143.898から141.949まで下落。時間足200SMAのサポートラインを下抜けた。4時間足では75MAが上値抵抗帯となり反落が入り、日足では20MAに上値をレジストされる形で反転している。このまま日本円が勢力を維持するのか、米国時間での値動きに注目したい。本日の指標は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、17:00に欧・マネーサプライ、18:00に欧・消費者信頼感調査、欧・景況感、21:00に南ア・貿易収支、21:30に米・卸売在庫、22:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、23:00に米・JOLTS求人、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数が予定されている。最強通貨となった日本円の上値余地を慎重に見極めたい。

英・小売売上高回復にて対円で上昇したポンドの上値余地に注目か

2025.04.28NEW

英・小売売上高回復にて対円で上昇したポンドの上値余地に注目か


先週末の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス1.47%の37,348で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったナスダックは、前日比プラス1.26%の17,382ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.25%まで低下している。為替市場は、25日に発表された英・3月小売売上高が、前年比で前月の2.2%から3.3%に上昇し、市場予想の1.8%を上振れたことで、ポンドが対円で上昇した。ポンド円は189.983から191.703まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇トレンドが見られた。4時間足では上値抵抗帯となっていた200SMAを実体足で上抜けており、日足では4日続伸。20MA下位から上位へと移行している。本日の指標は、19:00に英・CBI流通取引調査、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が予定されている。これ以外に大きな指標発表や要人発言は特段予定されていない。英・小売売上高回復にて対円で上昇したポンドの上値余地に注目したい。

米・耐久財受注好調も反落した米ドルの反発力を注視か

2025.04.25NEW

米・耐久財受注好調も反落した米ドルの反発力を注視か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス0.96%の36,808で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったナスダックは、前日比プラス2.74%の17,166ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.30%まで低下している。為替市場は、昨日発表された米・3月耐久財受注の速報値が、前月の1.0%から9.2%となり、市場予想の1.4%を大幅に上振れたにも関わらず、米ドルが対円で下落した。ドル円は143.436から142.291まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。一方で4時間足では75MAの上値抵抗帯を突破し上昇している。日足では10MAタッチからの反落が入っている最中だ。本日の指標は、6:00に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、8:01に英・消費者信頼感調査、8:30に日・東京都区部消費者物価指数、15:00に英・小売売上高、17:00にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21:30に加・小売売上高、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、23:15に英・グリーンMPC委員の発言が予定されている。米・耐久財受注好調も反落した米ドルの反発力を注視したい。

米PMI低迷でも上昇した米ドルの上伸性に注意か

2025.04.24NEW

米PMI低迷でも上昇した米ドルの上伸性に注意か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった独・DAXは、前日比プラス3.00%の21,932で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったナスダックは、前日比プラス2.50%の16,708ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.35%まで上昇している。為替市場は、昨日発表された米・4月PMI購買担当者景気指数が、コンポジットで前月の53.5から51.2に下振れたにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は141.426から143.558まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから+3σまでローソク足が伸びており、日足ではRSIが30からの反発となっている。本日の指標は、15:00に日・工作機械受注、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に独・IFO景況指数、21:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、22:00に英・ロンバルデッリBOE副総裁の発言、23:00に米・中古住宅販売件数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に米・7年債入札が予定されている。米PMI低迷でも上昇した米ドルの上伸性に注意したい。

米国時間で最強となった加ドルの上値余地を注視か

2025.04.23NEW

米国時間で最強となった加ドルの上値余地を注視か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも上げ幅の大きかったギリシャ・アテネ総合は、前日比プラス1.82%の1,672で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったナスダックは、前日比プラス2.71%の1,890ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.35%まで低下している。為替市場は、昨日発表された加・3月高工業製品価格が、前月の0.4%から0.5%に上振れたことで、加ドルが米国時間で最強通貨となった。加ドル円は101.267から102.526まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから+2σまで回復。日足では今月安値圏からの反発回復となった。本日の指標は、15:00に英・公共部門ネット負債、16:30に独・製造業/非製造業PMI、17:00に欧・製造業/非製造業PMI、南ア・消費者物価指数、17:30に英・製造業/非製造業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、22:30に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、26:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、27:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されている。米国時間で最強となった加ドルの上値余地を慎重に見守りたい。

週明けに円高となった米ドル円の下値余地に要注意か

2025.04.22

週明けに円高となった米ドル円の下値余地に要注意か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がイースターマンデーの祝日により休場となった。米国市場は、主要株価指数3銘柄が揃って大幅下落となり、特に下げ幅の大きかったナスダックは、前日比マイナス2.55%の15,870ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.41%まで上昇している。為替市場は、アジア時間から米国時間にかけて終日円高となった。米ドル円は142.107から140.477まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足ではRSIが24.6まで低下。日足でも同様にRSIが30を下回り、年初来安値を更新した。本日の米国時間でも引き続いて円高傾向が見られるのか、方向性に注目したい。本日の指標は、21:30に加・鉱工業製品価格、22:00に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、22:30に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、23:00に欧・消費者信頼感指数、米・リッチモンド連銀製造業指数、欧・ラガルドECB総裁の発言、26:00に米・2年債入札、26:40に米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、27:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言が予定されている。週明けに円高となった米ドル円の下値余地に十分注意したい。

各国が休場のなかで強含んだスイスフランの上伸性に注目か

2025.04.21

各国が休場のなかで強含んだスイスフランの上伸性に注目か


先週末の株式市場は、欧州市場で各国がグッドフライデーによる祝日のため休場となった。米国市場も、主要株価指数3銘柄が祝日により休場だった。米10年債利回りは、4.33%まで上昇している。恐怖指数(VIX)は前日から約7.2%低下し、32.8付近で落ち着いている。日経平均は前日から約1.03%上昇し、34,730円での引けとなった。為替市場は、欧米諸国が祝日により休場となったことで、ボラティリティの急変動は見られなかった。米国時間でもっとも強含んだスイスフランは、対円で上昇。フラン円は173.382から174.143まで上昇した。4時間足では75MAからの反発が入っており、日足では10MAタッチでの切り返しが見られている。本日の指標は、10:00に中国・最優遇貸出金利(ローンプライムレート)、21:30に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、23:00に米・景気先行指数、翌7:45にNZ・貿易収支が予定されている。各国が休場のなかで強含んだスイスフランの上伸性に注目したい。

欧米が休場となる中での突発的なボラティリティ変動に注意か

2025.04.18

欧米が休場となる中での突発的なボラティリティ変動に注意か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって下落となり、もっとも下げ幅の大きかったギリシャ・アテネ総合は、前日比マイナス0.79%の1,642で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、唯一上昇したS&P500は、前日比プラス0.13%の5,282ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.33%まで上昇している。為替市場は、昨日行われたECB政策金利発表にて、政策金利が2.65%から2.40%へ引き下げられたことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は162.629から161.249まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-2σまで低下した。4時間足では20MA直下にて方向感を模索する値動きが見られており、日足では200SMAの上値抵抗帯に沿って下降している最中だ。本日の指標は、8:30に日・消費者物価指数、24:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。それ以外の目立った重要指標は予定されていない。なお本日は米国等欧米諸国がグッドフライデーの祝日により休場となっている。欧米が休場となる中での突発的なボラティリティ変動に十分注意したい。

上値が限定された米ドルの下落幅に要注意か

2025.04.17

上値が限定された米ドルの下落幅に要注意か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がまちまちの展開となり、もっとも下げ幅の大きかったオランダ・AEXは、前日比マイナス0.42%の853で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、特に下げ幅の大きかったナスダックは、前日比マイナス3.07%の16,307ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.30%まで低下している。為替市場は、昨日発表された米・3月小売売上高が、前月比で0.2%から1.4%に改善したにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は143.269から141.653まで低下。時間足20MAに沿って上値が重くなった。4時間足では10MAに沿っての下落が継続しており、日足ではRSIが30まで低下している。このまま米ドルが対円で弱含んでいくのか、注目したい。本日の指標は、7:45にNZ・消費者物価指数、8:50に日・通関ベース貿易収支、日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、15:00に独・生産者物価指数、21:15に欧・ECB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21:45に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:45に米・バーFRB理事の発言が予定されている。上値が限定された米ドルの下落幅に十分注意したい。

米国時間で上向いたポンドの上伸性に注目か

2025.04.16

米国時間で上向いたポンドの上伸性に注目か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス2.39%の35,843で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、特に下げ幅の大きかったダウ平均は、前日比マイナス0.38%の40,368ドルでの着地となった。米10年債利回りは、4.33%まで低下している。為替市場は、米国時間でポンドが強含んだ。ポンド円は188.431から189.554まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足では10MAに沿っての価格上昇がされており、日足ではRSIが31から45まで反発している。このままポンドの勢力が維持されていくのか、米国時間での値動きに注目したい。本日の指標は、8:50に日・機械受注、9:30に豪・Westpac景気先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、17:00に欧・経常収支、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、南ア・小売売上高、21:30に米・小売売上高、22:15に米・鉱工業生産、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数、23:30に加・マックレムBOC総裁の記者会見、米・週間原油在庫、26:30に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米国時間で上向いたポンドの上伸性に注目したい。

米国時間で大きく伸びたNZドルの上値余地に注目か

2025.04.15

米国時間で大きく伸びたNZドルの上値余地に注目か


前日の株式市場は、欧州市場で各国がそろって上昇となり、もっとも上げ幅の大きかった伊・MIBは、前日比プラス2.88%の35,007で終了した。米国市場は、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、特に上げ幅の大きかったS&P500は、前日比プラス0.79%の5,405ポイントでの着地となった。米10年債利回りは、4.34%まで低下している。為替市場は、欧州時間から米国時間にかけてNZドルが最強通貨となった。NZドル円は83.251から84.329まで上昇。時間足20MAに沿っての上昇が見られた。4時間足ではレジスタンスとなっていた200SMA直下まで価格が回復しており、日足では20MA下位から上位へと移行している。本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・製造業売上高、米・NY連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数が予定されている。米国時間で大きく伸びたNZドルの上値余地に注目したい。

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